半年通った療育を辞めた理由

成長と気持ちの記録

わが子が通っていた療育を、先日やめることにしました。通い始めてからちょうど半年。本当にお世話になった場所でした。

正直なところ、当初は「辞める」という選択肢など、まったく考えていませんでした。

でも、ある出来事をきっかけに、気持ちと向き合い、子どもの姿を見つめ直し、最終的に手放す決断をしました。

同じように療育について悩んでいる方の参考になればと思い、私が辞めるに至った理由を率直に綴ってみたいと思います。


辞める決断をした理由

先生から「成長が後退している」と言われ、選択を迫られた

ある日、先生からこう言われました。

「最近は成長が後退している。今のままではよくない。週2回に増やすか、辞めるか考えてください」

その言葉に、私は大きく動揺しました。

先生が「できていない」と言ったことは、家庭や園では普通にできていたからです。

「週2回にすれば、改善するのかもしれない」と、最初は回数を増やす方向で考えました。

でも、自分の心にちゃんと向き合ってみると、そこには“焦り”や“執着”しかなかったことに気づいたのです。

「やめる」という選択肢を口に出された瞬間、「見捨てられたような気持ち」になったことも、忘れられません。


子どもが泣くようになってしまった

通い始めたころは楽しそうにしていた我が子が、ある日を境に、療育施設の近くに来るだけで泣くようになりました。

「行きたくない」「先生がこわい」「頑張れない」「園に行きたい」

そんな言葉をぽつりぽつりと話すようになりました。

無理に連れて行くことが、子どもの心に負担をかけていると感じ、涙なしではいられませんでした。

「これは本当に、この子のためになっているのだろうか」

そう思わずにはいられませんでした。


実は2か所の療育に通っていた

わが家では、2か所の療育を並行して利用していました。

もう一方の療育先では、子どもが笑顔で過ごしており、できることも増えている実感がありました。

2つの施設を比較する中で、「この子にはどんな環境が合うのか」がより明確に見えてきたのです。

それは、感情的な判断ではなく、冷静に今の子どもを見つめ直す機会にもなりました。

「療育は、どこでも同じではない」

そう実感したことも、やめる決断を後押ししてくれました。


園の先生・相談員・家族に相談して出した結論

私は一人で抱え込まずに、園の先生、相談員の方、そして家族にも相談しました。

それぞれが真剣に耳を傾け、客観的な意見をくれたことも大きな支えでした。

そして、「子どもの今の姿を一番に考えていいんだよ」と背中を押してくれました。


「やめる」は「逃げる」ではない

正直に言えば、「やめる」と決めることに、最初は大きな不安がありました。

「途中でやめてしまっていいのか」「親の甘えじゃないか」そんな思いもありました。

でも今は、「やめる」という選択も、子どもを大切に思っているからこそ出せた答えだと感じています。今は全く未練はありません。


最後に

療育に通って得たものも、たくさんありました。

でも、今は一旦距離を置いて、子どもが安心して過ごせる場所を優先したいと思っています。

私は気づきました。

「楽しく過ごせなければ、どんなに良いプログラムでも意味がない」ということ。

この子にとって、今いちばん大切なのは「できるようになること」ではなく、

安心して、笑って、心をのびのび育てていける環境だと感じています。

大事な幼少期。

私は何よりも、子どもの心を守ってあげたい。

そしてその“守った時間”こそが、

私たち親子にとって、最高の療育だったと思っています。

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